20日、米国ハリウッドパーク競馬場で行われた2歳G1・ハリウッドフューチュリティ(米G1・ダート8.5f)は、圧倒的1番人気のライオンハート Lion Heart(牡2、父Tale of the Cat)が好スタートから2着 St Averil(牡2)に3.1/2差をつけ逃げ切り。米国最後の2歳牡馬G1を制した。

　今年2月のファシグティプトン・フェブラリーセールで140万ドルという高額で購買されたライオンハートは、10月のデビュー戦を飾ったあと、前走、11月15日のハリウッドプレヴューS(米G3)で2着に6馬身差をつけ圧勝しており、これでデビュー以来3戦3勝となった。鞍上のM.スミス騎手は「私がこれまで騎乗した馬の中でもベストホースの1頭だね。」とコメントしている。来年はサンタアニタダービーからケンタッキーダービーを目標にするという。