ダイシンオレンジ、川田のゲキに応え3馬身先着/平安S

2011年01月20日 12:03

 復活走だ。ジャパンCダート8着のダイシンオレンジは、栗東CWで併せ馬を行った。サンライズウィル(5歳500万下)を3馬身ほど追走する形でスタート。前半はゆったりとしたペースで進み、4角で大外に馬体を並べると、あとははじける瞬間を待つばかり。残り1Fで手綱を握る川田のゲキが飛ぶと、その動きに合わせるように鋭く伸びる。6F83.6-38.3-11.9秒のタイムで3馬身の先着を決めた。

 鞍上も確かな手応えを得る。「レースはあいているが、入念に乗り込んでいる。前走のときも(動きはいいので)中身の問題と言っていたが、いいころの状態に戻ってきた。違うオレンジが見せられると思う」。ここまで全6勝のゴールに導き、いいときも悪いときも全てを知る川田は右肩上がりを感じ取っていた。

 舞台設定も申し分はない。昨年のアンタレスSで重賞初Vを挙げるなど、京都のダート1800mは4勝をマークする得意のコース。昨年2着の雪辱を晴らす。「阪神(2勝)でも勝っているので、巡り合わせだと思うが、相性がいいというのは間違いないね。昨年は使ってきていたので一杯の感じだったが、今年は上り調子で臨める。今後を考えても、賞金を加算しておきたい」と庄野師。本調子を取り戻し、好スタートを決める。

提供:デイリースポーツ

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