3月27日、ドバイのナドアルシバ競馬場で行われるドバイシーマクラシックに選出されていたサイレントディール(牡4、栗東・池江泰郎厩舎)に対し、29日に当初希望していたドバイワールドCへの打診があり、関係者はこれを受諾。同馬はドバイワールドCへ出走することになった。
サイレントディールは昨秋の武蔵野S(G3・ダート1600m)で初めてダート戦に出走し、ハギノハイグレイドに4馬身差をつける圧勝。その後、ジャパンCダート(G1)、東京大賞典(交G1)では人気を裏切っていずれも7着に敗れたが、2月22日のフェブラリーS(G1)では直線で前が詰まる不利がありながらアドマイヤドンから半馬身差の2着に健闘していた。通算成績は13戦4勝で、他にシンザン記念(G3)勝ちがある。
4歳上の全姉
トゥザヴィクトリーは同じ池江泰郎厩舎、馬主・金子真人氏で、3年前の同レース2着。日本馬として唯一同レースに連対した馬である。なお、現在までにドバイの諸競走への招待受諾を表明している馬は以下の通り。( )内は性齢、所属厩舎。
【ドバイワールドC】G1、4歳上・ダート2000m
アドマイヤドン(牡5、栗東・松田博資)
リージェントブラフ(牡8、美浦・大久保洋吉)
サイレントディール(牡4、栗東・池江泰郎)
【ドバイゴールデンシャヒーン】G1、3歳上・ダート1200m
マイネルセレクト(牡5、栗東・中村均)
【UAEダービー】G2、3歳・ダート1800m
アドマイヤホープ(牡3、栗東・橋田満)