連勝で重賞制覇だ。ラトルスネークは角馬場で軽めの調整。「今までで一番落ち着いているが、かといって反応も悪くない」と須貝尚師は状態面に胸を張る。前走からはシャドーロールを使用。「集中力がアップしているし、道中で頭を上げることもなくなった。父(タニノギムレット)と同じ路線を歩ませたいね」と意気込んでいた。

　紅一点のノーブルジュエリーは厩舎周りでの運動。吉村助手は「順調。前走は2着に敗れたが、番手の競馬を経験させたことで収穫はあった。千四だったとはいえ、阪神はデビュー戦で勝っている。坂は問題ない」と16年ぶりの牝馬Vに自信をのぞかせる。

　スマートロビンは坂路を上がったあと、入念にゲート練習を消化。「追い切り後も落ち着いている。前走は弱点をさらけ出してしまったので、枠入り、駐立の練習に時間をかけた」と松田国師。
　
　唯一の重賞覇者マジカルポケットはCWへ。領家師は「動きは良くなっている。新勢力がどうかだが、恥ずかしい競馬はしない」と力を込めた。

提供：デイリースポーツ