4日、阪神競馬場で行われた産経大阪杯(G2・芝2000m)は、M.デムーロ騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝180円)ネオユニヴァース(牡4、栗東・瀬戸口勉厩舎)が道中4、5番手待機から4角手前から進出、逃げ粘る昨年の2着馬マグナーテンとの競り合いをゴール寸前でアタマ差制し優勝した。勝ちタイムは1分59秒6(稍重)。2着は8番人気マグナーテン、3着は5番人気カンファーベストが入った。2番人気バランスオブゲームは4着、プラス18キロでの出走となった3番人気アドマイヤグルーヴは7着、ツルマルボーイは最後方から伸びきれず6着。同レース4連覇が懸った安藤勝己騎手騎乗のファイトクラブは10着に終わった。
勝ったネオユニヴァースは父サンデーサイレンス、母ポインテッドパス(その父Kris)という血統。昨年の日本ダービー(G1)以来の勝利で、重賞は他に皐月賞(G1)など計5勝目。通算成績は12戦7勝。鞍上のデムーロ騎手は今週から短期免許を取得し、土日のメイン競走を勝つなど4勝の活躍。管理する瀬戸口勉調教師は、先週の高松宮記念をサニングデールで制しており、2週連続の重賞制覇となった。