17日、阪神競馬場で行われた若草S(3歳OP・芝2200m)は、赤木高太郎騎手騎乗の4番人気マイネルベナード(牡3、栗東・坪憲章厩舎)が、4角から早め先頭に立った圧倒的1番人気(単勝オッズ1.3倍)ケージーフジキセキをクビ差かわし、優勝した。勝ち時計は2分13秒1(良)。3着にはさらに2馬身差で3番人気マイネルスピンドル。
勝ったマイネルベナードは、父チーフベアハート、母ミホグレース(その父アスワン)という血統。通算成績は8戦3勝、2着2回。父チーフベアハートは、97年BCターフ(米G1)を制して、同年エクリプス賞・米芝牡馬チャンピオンに輝いた名馬。98年には、ジャパンC(G1)にも参戦(4着)している。主な産駒は03年京都新聞杯(G2)を勝ったマーブルチーフ。
騎乗した赤木高太郎騎手は、4月4日にシゲルドントイケで制したマーガレットS(OP)以来、2勝目の特別勝ちとなった。