イーツ、無敗で英ダービーの主役へ

2004年05月10日 11:48

 現地時間9日、愛国レパーズタウン競馬場で行われた愛ダービートライアルS(愛G2・芝10f)は、4頭立ての中、J.スペンサー騎手騎乗のイーツ Yeats(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が2着リラックスドジェスチャー Relaxed Gestureに1.1/2馬身差を付けて快勝した。勝ちタイムは2分10秒3(稍重)。デビュー以来3連勝となり、英ダービー(英G1・芝12f)の大本命馬に踊り出た。

 イーツは、父Sadler's Wells、母Lyndonville(その父Top Ville)という血統で、半兄は96年NHKマイルC(G1)2着、98年のエプソムC(G3)を制したツクバシンフォニー(牡11、父デインヒル)がいる。昨年9月のメイドン(未勝利)レース(芝8f)で2着に4馬身差を付けてデビュー戦を飾ると、7ヶ月振りのレースとなった前走4月のバリサックスS(愛G3・芝10f)でも、2着に10馬身差を付ける圧勝劇で、一躍ダービー路線の中心馬となった。

 バリサックスS、愛ダービートライアルSを連勝した馬には、01年の英ダービー、愛ダービーを制したガリレオ Galileo(牡6、父Sadler's Wells)、同じく02年英ダービー、愛ダービーを制したハイシャパラル High Chaparral(牡5、父Sadler's Wells)がおり、同じ戦績、同じ父、同じ厩舎のイーツにも期待がかかる。

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