ゴールスキーはピンナが騎乗し、栗東坂路で
エアラフォン(4歳オープン)を追走する形で追い切られた。序盤から
スピードの乗りは上々。残り1Fでパートナーを捕らえても、最後まで力強さは衰えず。4F51秒1-38秒1-13秒1で、この日の坂路2番時計をマークし、0秒1先着した。「テンから飛ばして止まったが、1度使った上積みはある」と池江師は動きを見つめ、たたき2走目の前進を見込む。
5か月ぶりの西宮Sは半馬身差の辛勝。昨秋のマイルCSで3着の実績を残すだけに、降級戦では久々でも負ける訳にはいかなかった。「調教がひと息だったし、競馬でも苦しくなって内にモタれていた。もともと右回りでは乗りにくいところがあるので、左回りに変わるのはいい。ここを勝たないとマイルCSに出られない。勝って行きたいですね」。重賞初Vで、マイル戦線の主役に名乗りを上げる。
京成杯AH3着の
レインボーペガサスは栗東坂路で一杯に追われ、4F51秒7-38秒7-13秒7をマークした。「少し掛かったので最後は止まってしまったが、それでもこの時計できている。落ち着きがあるし、いい状態でレースに臨めそう」と鮫島師は好調をアピール。久々の重賞Vを決めた関屋記念に続き、前走でも小差の内容に「厳しい競馬だったが、良く踏ん張っていた」と評価。府中の戦いも楽しみにする。
提供:デイリースポーツ