24日、東京国際フォーラムでダービーフェスティバル2004が開催された。杉本清氏、鈴木淑子氏による司会のもと、30日に東京競馬場で行われる日本ダービー(G1・芝2400m)に騎乗予定の4名の騎手が、さまざまな視点からダービーへの抱負等を語った。
出席したのは、NHKマイルC(G1)を制したキングカメハメハ(牡3、栗東・松田国英厩舎)に騎乗予定の安藤勝己騎手、地方馬初のクラシック制覇に挑むコスモバルク(牡3、道営・田部和則厩舎)に騎乗予定の五十嵐冬樹騎手、きさらぎ賞(G3)を制したマイネルブルック(牡3、美浦・田村康仁厩舎)に騎乗予定の藤田伸二騎手、シンザン記念(G3)を制したグレイトジャーニー(牡3、栗東・池江泰郎厩舎)に騎乗予定の小牧太騎手の4名。
ダービーへの自信度を聞かれた際、4名の騎手は揃って×印の札を挙げた。上位人気が予想される安藤勝己騎手は、「大きいことを言うとあまりいいことがない。控えめに」と、笑顔で語った。一方、五十嵐冬樹騎手は、「とにかく折り合いに気を付けたい」と、緊張気味に話した。