オークスに向けて調整されているココロチラリ(撮影:佐々木祥恵)
京王杯ス
プリングCに出走する
サクラゴスペル(牡4)と、来週のオークスに出走予定の
ココロチラリ(牝3)について、尾関知人調教師に話を聞いた。
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サクラゴスペルについて】
「昨日(9日・水)の追い切りは、前で誘導した馬が少し遅かったので、もうちょっとビシッとやりたかったというのが正直なところですね。ただ動きそのものは良かったですし、体調も良いと思います。前走は初めての重賞挑戦がG?(高松宮記念・9着)でしたが、大きく負けてはいなかったですから、期待はしたいところです。今回のメンバーも、かなり強いと思いますが、東京の1400mはベストの条件でもあるので、頑張って結果を出してほしいですね」
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ココロチラリについて】
「今日(10日・木)は、前に馬を1頭置いて、それを見る形での追い切りでした。最後は、前の馬との距離を詰める感じでした。調教は抜群に動くという馬ではありませんが、動き自体は良かったと思います。オークスですから、ある程度はしっかり息を作っていくような調整をしています。本番に向けて、馬自身が走りたいという状態に持っていければと思っています。エアジハードの産駒なので、オークスは距離が長いのでは?とよく言われますが、自分では、この馬に対しては、距離が持たないというイメージはないですね」(取材:佐々木祥恵)