中団を追走した4番人気のノボリディアーナ(牝、父フレンチデピュティ、栗東・松永昌)が鮮やかな切れ味を発揮してデビューV。直線半ばで外に持ち出すと、カレンチャンの半妹で1番人気のプランタンビジュー(2着)を並ぶ間もなく交わし、1馬身1/4差をつけてゴールした。勝ち時計は1分22秒1。さらに1馬身1/4差の3着には2番人気のリラコサージュが入った。
3角で挟まれて手綱を引っ張るシーンはあったが「普通なら駄目かと思うが、根性も切れ味もある。内容は濃かったと思います」と幸は好ジャッジ。「勝ちっぷりが良かった」と松永昌師も笑顔。今後はファンタジーS(11月10日・京都)などをにらむ。
提供:デイリースポーツ