長い直線で繰り広げられた末脚比べを制したのは、2番人気の
ヴェルデホ(牡、父シンボリクリスエス、美浦・尾関)。前半は自分のリズムを守って後方待機。直線では馬場の外めを選択し、雄大なス
トライドで差し切った。祖母はGI馬
トゥザヴィクトリー。キングカメハメハ産駒の母ディナシーは06年当歳セレクトセールで6億3000万円(税込み)で落札されている。勝ちタイムは1分38秒7。1馬身1/4差の2着は同じく後方から追い込んだ1番人気の
クリソライト。さらに鼻差の3着には7番人気の
ワイルドドラゴンが入った。
スケールの大きな勝ち方に、横山典は「見ての通り、いい競馬をしてくれた」と高く評価する。尾関師は「あくまでもオーナーと相談してからだが、芝のレースも考えたい」と今後の展望を語った。
提供:デイリースポーツ