マウントシャスタ力強い伸び、使われて力み取れた/菊花賞

2012年10月18日 12:00

 落ち着き十分だ。マウントシャスタは朝一番の栗東CWで川田を背に3頭併せ。最後方からロードガルーダ(3歳500万下)、フューチャステップ(2歳新馬)を追いかけると、道中も掛かることなく直線は僚馬の内へ。右の肩ムチとともに手綱をしごかれると、全身を使って力強い伸びを披露。6F84秒4-38秒3-11秒8で並入した。

「前回の神戸新聞杯や先週はすごく力んで走っていたが、今日はだいぶ力が抜けていた。ここ最近の追い切りでは一番リラックスした雰囲気です」と鞍上は精神面での変化を感じ取る。見届けた池江師も「まずまずの動きという感じです。1回使って力みが取れましたね」と口をそろえた。前走は勝ち馬から0秒7差の3着。川田も「思っていた以上に、ゴールドシップが強かった」と認めるが、ファイティングポーズは崩さない。「3000mですからね。一番は折り合いだと思う。この子も期待されている馬。逆転できるものは持っているはずだし、一緒に頑張りたい」と力を込める。春は立てなかったクラシックの舞台。良血馬が淀の長距離戦で真価を見せる。
 
 美浦から駆けつけた松岡を背に、エタンダールは栗東CWでネオザイオン(4歳500万下)を3馬身追走。手応え十分のまま半馬身先着し、6F85秒1-38秒9-11秒8で駆け抜けた。「元気がいい。使って素軽くなっていますね。状態は一変している」とジョッキーは出来に太鼓判。「距離延長はプラス。ああ、面白いぞ」と藤原英師も一発を予告した。

提供:デイリースポーツ

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