トレーニングセールで知られる株式会社プレミアセールが開催した現役競走馬のネットオークションでは、9月10日から16日まで2頭が上場され、2頭ともに落札された。
上場されたのは、コスモガデスとマイネラベンダーの2頭。いずれも30万円からスタートし、コスモガデスは1人の入札により30万円で落札。マイネラベンダーは6人の入札があり、16日14時30分頃より大接戦が繰り広げられ、最終的には42件の入札があり97万円で落札された。
コスモガデス(牝2、美浦・堀井雅広厩舎)は、父ダンツシアトル、母ミスヴィーナス(その父ウォーニング)という血で、伯父にアフター5スター賞など地方重賞3勝を挙げたキングリファール(牡7、父クリスタルグリッターズ)が、伯母に98年クイーンC(G3)3着のケイツーパフィ(牝9、父オールドヴィック)がいる。7月10日にデビュー(函館・芝1000m、7着)し、以降7、10、6着で通算4戦0勝という成績。
マイネラベンダー(牝4、美浦・萱野浩二厩舎)は、父スターオブコジーン、母パステルミント(その父Key to the Mint)という血統で、半兄に地方で9勝を挙げたブラストウインド(牡10、父ウインザーノット)がいる。02年7月20日のデビュー戦(新潟・芝1200m)はハナ差惜敗したものの、2戦目で初勝利。初重賞挑戦の新潟2歳S(G3)では9着に敗れたが、サフラン賞(2歳500万下・芝1200m)を快勝し2勝目を挙げる。京王杯2歳S(G2)、阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)など挑戦するが惨敗し、その後は勝ちきれない競馬が続いている。通算成績18戦2勝。