ダートGI4勝馬
トランセンドを兄に持つ1番人気の
キングベイビー(牝、父マンハッタンカフェ、栗東・安田)が味のある競馬で初陣を飾った。前半はやや集中力を欠く面を見せたが、中団のインから徐々にポジションアップ。勝負どころで前を射程圏に入れると、直線では先行馬の間を突いて抜け出した。勝ちタイムは1分25秒3。1馬身3/4差の2着は外から追い込んだ6番人気の
タニノセレナーデ、さらに首差の3着には7番人気の
ヒシアメジストが入った。
川田は「終始追い通し。前向きさに欠けるけど、持っているモノで勝ってくれた」と辛口だったが、それは期待の裏返し。今後の成長に注目だ。