19日、中山競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1800m)は、中館英二騎手騎乗の5番人気ウインクルセイド(牡2、美浦・鈴木伸尋厩舎)が、好位追走から直線抜け出すと外から伸びた3番人気アルフォンシーヌの追撃を1/2馬身抑え快勝した。勝ちタイムは1分51秒5(良)。さらにクビ差の3着に内から伸びた11番人気キャラクターショーが入り、1番人気に支持されたフラップジャックは中団からレースを進めるも直線伸びず12着に敗れた。
勝ったウインクルセイドは、父が新種牡馬キングヘイロー、母ロイヤルクロス(その父スリルショー)という血統。半兄に現3勝のマーベラスロイヤル(牡4、美浦・矢野照正厩舎、父マーベラスサンデー)がいるほか、従兄に98年日経賞(G2)を制したテンジンショウグン(牡14、父ノーアテンション)や、91年皐月賞(G1)2着のシャコーグレイド(牡16、父ミスターシービー)がいる。キングヘイロー産駒は、今年のJRA2歳戦6頭目の勝ち上がりとなった。