25日、京都競馬場で行われた5R・メイクデビュー京都(2歳新馬・芝2000m)は、道中大逃げを打った2頭から離れた3番手を追走していた川田将雅騎手騎乗の2番人気ラストインパクト(牡2、栗東・松田博資厩舎)が3〜4コーナーで前との差を一気に詰めながら最後の直線へ。残り200mを前にして先頭に躍り出るとそのまま抜け出し、連れて外から脚を伸ばした3番人気サンライズシルバー(牡2、栗東・音無秀孝厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分3秒2(良)。
さらにクビ差の3着に、後方待機からゴール前で迫った9番人気サンライズウェイ(牡2、栗東・羽月友彦厩)が入った。なお、1番人気トゥザレジェンド(牝2、栗東・池江泰寿厩舎)はその後に遅れた4着に敗れている。
勝ったラストインパクトは、父ディープインパクト、母スペリオルパール、その父ティンバーカントリーという血統。祖母パシフィカスの仔には、94年のクラシック三冠+有馬記念を制し、重賞通算9勝を挙げたナリタブライアンがいる。
【勝ち馬プロフィール】
◆ラストインパクト(牡2)
騎手:川田将雅
厩舎:栗東・松田博資
父:ディープインパクト
母:スペリオルパール
母父:ティンバーカントリー
馬主:シルク
生産者:社台コーポレーション白老ファーム