WSJSは香港のZ.パートン騎手が優勝。左から2位浜中俊騎手、1位Z.パートン騎手、3位R.ムーア騎手(撮影:小金井邦祥)
25日、東京競馬場で世界の名手が一堂に会して激戦を繰り広げる第26回ワールド
スーパージョッキーズシリーズの最終日が開催された。
前日の第2戦終了時点では、第1戦3着、第2戦2着としたJRAの蛯名正義騎手(43歳)が、それぞれの1着ジョッキーを抑えて28ポイントで首位。以下、2位に22ポイントでZ.パートン騎手、3位に21ポイントで山口勲騎手という順になっていた。
第3戦の2012
マーヴェラスJT(3歳上・1000万下・ダ1600m)は、浜中俊騎手(JRA)騎乗1番人気
アメリカンウィナー(牡3、美浦・戸田博文厩舎)が直線抜け出して優勝。2着にR.ムーア騎手騎乗の
コウセイコタロウ(牡3、美浦・中野栄治厩舎)が入り、第3戦終了時点で浜中騎手とR.ムーア騎手が35ポイントで並んでトップに立った。
そして最終第4戦の2012
プロミネントジョッキーズT(3歳上1600万下、芝2000m)は、Z.パートン騎手(香港)騎乗の6番人気
サトノパンサー(牡4、栗東・南井克己厩舎)が差し切って優勝した。
この結果により、1戦目1着、2戦目10着、3戦目5着、4戦目1着のZ.パートン騎手が52ポイント獲得で総合優勝。このシリーズ初出場、初優勝が狙えた浜中俊騎手は第4戦7着で、40ポイント獲得の総合2位となった。なお、3位には37ポイント獲得のR.ムーア騎手が入った。
【最終成績】
1位 Z.パートン(29歳・香港) 52
2位 浜中俊(23歳・栗東) 40
3位 R.ムーア(29歳・英) 37
4位 蛯名正義(43歳・美浦) 30
5位 C.ウィ
リアムズ(35歳・豪) 29
6位 山口勲(42歳・佐賀)27
6位 柴田善臣(46歳・美浦) 27
8位 M.デムーロ(33歳・伊) 26
9位 C.
スミヨン(31歳・仏) 24
10位 W.ビュイック(24歳・英) 22
11位 池添謙一(33歳・栗東) 19
12位 A.シュタルケ(38歳・独) 18
13位 内田博幸(42歳・美浦) 16
14位 J.ムルタ(42歳・愛) 8
15位 岩田康誠(38歳・栗東) 7
※ポイントは各レースとも、1着20点、2着15点、3着13点、4着11点、5着10点、6着6点、7着5点、8着4点、9着3点、10着・11着2点、12〜15着1点
※結果は主催者発表のものと照合してください。