叔母は樫2着のベッラレイア、ネオヴィクトリアがデビュー勝ち/京都新馬

2013年01月20日 13:25

 20日、京都競馬場で行われた6R・メイクデビュー京都(3歳新馬・芝1600m)は、道中ラチ沿い3番手で脚を溜めていた池添謙一騎手騎乗の2番人気ネオヴィクトリア(牝3、栗東・平田修厩舎)が手応えよく直線に向いてくると残り150mで先行各馬を交して差し切り、中団追走から直線一気に脚を伸ばした1番人気アドマイヤツヨシ(牡3、栗東・松田博資厩舎)の猛追を振り切って、1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分37秒8(良)。

 さらに2.1/2馬身差の3着に、内々でロスなく運んでゴール前で浮上した、母ローズバド、半兄ローズキングダムという良血馬、7番人気ドリーミートーツ(牝3、栗東・橋口弘次郎厩舎)が入った。

 なお、3番人気モズマッテタワ(牝3、栗東・牧浦充徳厩舎)は7着に敗れている。

 勝ったネオヴィクトリアは、父ディープインパクト、母ピンクリップス、その父エンドスウィープという血統。叔母ベッラレイアは、現役時代に同じく平田修厩舎で管理され、2007年オークス2着ほか、同年フローラS1着。

 またこのレースは、最後の直線で1着ネオヴィクトリアが外側に斜行し、2着アドマイヤツヨシの進路が狭くなったことで「審議」が行われたが、その影響がなければ被害馬が加害馬より先に入線したとは認められなかったため、入線順位通りに「確定」となった。

 2013年より、JRAの採決ルールが変わったことで、レース後の「審議」ランプ点灯は、上位入線馬がその対象となっているケースのみの表示に変更。採決方法も2013年より一部変更が行われており、今回のようなケースが増えると見られる。

【勝ち馬プロフィール】
ネオヴィクトリア(牝3)
騎手:池添謙一
厩舎:栗東・平田修
父:ディープインパクト
母:ピンクリップス
母父:エンドスウィープ
馬主:小林仁幸
生産者:ノーザンファー

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