根岸S・ストローハットなど堀厩舎陣営インタビュー/美浦トレセンニュース

2013年01月24日 17:20

根岸Sに向けて順調な調整を行えたストローハット(撮影:佐々木祥恵)

 1月27日(日)に東京競馬場で行われる根岸S(GIII・ダ1400m)に出走予定のストローハット(牡4)、同日、京都競馬場で行われるシルクロードS(GIII・芝1200m)に出走予定のキングレオポルド(牡6)について、堀宣行厩舎の橋本調教助手に話を聞いた。

◆ストローハットについて
「JCダート(昨年12/2)を使うつもりで調整をしていましたが、出られませんでしたので、その後の出走予定が延び延びになっていまい、前走のギャラクシーS(12/23・3歳以上OP・ダ1400m・5着)まで、馬にとっては苦しい調整となりましたが、よく我慢してくれました。ギャラクシーSでは、スタートも良かったですし、課題だった折り合いもついて、しまいもしっかり伸びてくれましたので、5着でも悲観する内容ではなっかったと思います。レース後は馬に硬さが少し出ましたが、中4週ありましたから、その間に疲れも取れて予定通り調整できました。

今日(1/24)のウッドチップコース(重)での追い切りも、直線での反応も良く、終いの伸びも良かったですし、出来も良いと思います。普段は激しさはあまり見せませんが、競馬場に行ってから返し馬などで気性の激しい面を出していました。それが前走は、返し馬でもさほど激しい面は見せませんでしたし、レースでも折り合いがついていましたので、精神面でも成長してきたようです。まだ4歳ですから、気性面をうまくコントロールできるようになって、しっかりと力をつけていってほしいと思います」

◆キングレオポルドについて
「夏に函館SS(GIII・芝1200m・8着)、キーンランドC(GIII・芝1200m・6着)とオープンを2戦して、だいぶクラス慣れはしてきました。今回は夏以来になりますが、若い頃と比べてガーンと引っ掛かる部分があまり見られませんでした。引っ掛かるというと、悪いイメージがありますが、そういう面がこの馬の良さでもあります。ですから、今回は普段から攻めずに、自分から走ってくれるような調整を心がけてきました。

今日のウッドチップコースでの追い切りでは、前の馬を追いかけて、さらに後ろから来られてガツンと来るのを我慢させてという内容でした。これで走る気が出てきてくれればと思います。馬体重が530キロくらいありますが、関西への輸送もありますし、馬体も締まってくれると思います。体調自体も良くて、元気一杯です」(取材・写真:佐々木祥恵)

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