四位騎手が復帰後初V、プライドイズメシアが差し切ってデビュー戦を制す
27日、京都競馬場で行われた5R・メイクデビュー京都(3歳新馬・芝2000m)は、道中中団の外目を追走していた四位洋文騎手騎乗の1番人気プライドイズメシア(牡3、栗東・昆貢厩舎)が、3〜4コーナーで外目からマクるように押し上げながら先頭集団へ並びかけると、直線向いて残り200mで先頭へ。その後もゴールまで脚色衰えずに押し切って、中団待機策からゴール前で内を突いて脚を伸ばした11番人気ガリョウテンセイ(牡3、栗東・大久保龍志厩舎)にら3頭並んだ2着争いを尻目に、クビ差凌いで優勝した。勝ちタイムは2分5秒7(良)。
さらにハナ差の3着に、勝ち馬の外を連れるように伸びた12番人気ケンブリッジアーサ(牡3、栗東・大根田裕之厩舎)が入った。クビ差遅れた4着が、7番人気ジャイアントリープ(牡3、栗東・村山明厩舎)。
なお、2番人気ハイヤーゾーン(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)は6着、2010年皐月賞、2011年ドバイワールドCなど、GI3勝を挙げた世界のヴィクトワールピサの全妹で5番人気アスタラビクトリア(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)は、好位追走も直線は伸び脚なく7着に敗れている。
勝ったプライドイズメシアは、父マンハッタンカフェ、母キューバンリズム2、その父Kingmamboという血統。
長期の騎乗停止が明け、26日から戦列復帰となった鞍上四位洋文騎手(40歳、栗東・フリー)はこのレースでうれしい今年の初勝利を飾った。
【勝ち馬プロフィール】
◆プライドイズメシア(牡3)
騎手:四位洋文
厩舎:栗東・昆貢
父:マンハッタンカフェ
母:キューバンリズム2
母父:Kingmambo
馬主:三枝栄二
生産者:バンブー牧場