3日、高知競馬場で行われた第10回黒潮スプリンターズC(4歳上・ダ1300m・1着賞金50万円)は、道中3番手で進めた赤岡修次騎手騎乗の1番人気コスモワッチミー(牡5、高知・田中守厩舎)が、4コーナー手前で先頭に立ち、そのまま直線で後続を突き放して押し切り勝ちを決めた。勝ちタイムは1分23秒7(不良)。
3馬身差の2着には2番人気ブレーヴキャンター(牡7、高知・雑賀正光厩舎)、さらに6馬身差の3着には4番人気セトノジャーニー(牡6、高知・松木啓助厩舎)が入線。3番人気ダークインサニティ(牡7、高知・雑賀正光厩舎)はそこから1.1/2差の4着に終わった。
勝ったコスモワッチミーは、父マイネルセレクト、母ドリームダンシーズ、その父オジジアンという血統。昨年2月に高知移籍後は安定した成績を挙げており、前走も園田の交流重賞・兵庫ゴールドトロフィー(JpnIII)で4着と健闘。地元に戻った今回はキッチリ1番人気に応えた。重賞はこれで5勝目。
なお、コスモワッチミーはこの勝利で3月19日に行われる黒船賞(JpnIII)の優先出走権を手にした。
【勝ち馬プロフィール】
◆コスモワッチミー(牡5)
父:マイネルセレクト
母:ドリームダンシーズ
母父:オジジアン
厩舎:高知・田中守
通算成績:32戦15勝(重賞5勝・JRA10戦0勝)