9日、小倉競馬場で、かささぎ賞(3歳・500万・芝1200m)が行われ、道中後方に待機していた勝浦正樹騎手騎乗の4番人気ミリオンフレッシュ(牡3、栗東・本田優厩舎)が直線馬場の大外に持ち出されると残り100mで先行各馬をまとめて差し切り、先に抜け出しを図った5番人気ピンゾロ(牡3、栗東・領家政蔵厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒2(良)。

　さらにクビ差の3着に、2番手追走から粘り込んだ3番人気モーニングコール(牝3、栗東・角田晃一厩舎)が入った。なお、1番人気ベルライン(牝3、栗東・羽月友彦厩舎)は6着、2番人気オメガファイター(牡3、栗東・安田隆行厩舎)は12着にそれぞれ敗れている。

　勝ったミリオンフレッシュは、父ソングオブウインド、母フレッシュバニラ、その父Grand Slamという血統。11月17日の新馬戦(京都芝1600m)では、大外から一気に突き抜けて完勝。その後3走は末脚不発が続く形も、初めての1200mとなったここは短い小倉の直線をものともせずに豪快に脚を伸ばして差し切りV。通算2勝目となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆ミリオンフレッシュ(牡3)
騎手：勝浦正樹
厩舎：栗東・本田優
父：ソングオブウインド
母：フレッシュバニラ
母父：Grand Slam
馬主：池田豊治
生産者：真歌田中牧場
通算成績：5戦2勝