阪神11Rの第22回アーリントンカップ(GIII、3歳、芝1600m)は1番人気コパノリチャード(W・ビュイック騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒8(良)。1馬身1/2差2着に2番人気カオスモス、さらにクビ差で3着に4番人気レッドアリオンが入った。
コパノリチャードは栗東・宮徹厩舎の3歳牡馬で、父ダイワメジャー、母ヒガシリンクス(母の父トニービン)。通算成績は4戦3勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着 コパノリチャード(ビュイック騎手)
「前走を楽勝したので重賞も狙えると思っていました。今日この馬の強さを証明することが出来て良かったです。ただ、道中掛かり気味だったので、少し馬が疲れているのかもしれません。距離の延長は良くないと思います。これから成長すれば別ですが、私としては今は1600mがいいと思います。私自身、重賞2勝目で今日はベリーハッピーです」
(宮徹調教師)
「レースの内容も良く、強かったと思います。小林オーナーは次は皐月賞だと言っています。確かに距離に関してはやってみないと分かりませんが、挑戦するだけの価値はあると思います。楽しみはあると思っています」
2着 カオスモス(内田博騎手)
「以前は返し馬でも唸るように走っていましたが、今日は乗りやすくなっていました。道中での折り合いもついて、人気の馬が前に行ったので、その後ろで脚をタメる競馬をして、最後よく伸びてくれました。よく頑張ってくれたと思います」
3着 レッドアリオン(福永騎手)
「状態が良かったですね。本当ならカオスモスの位置からレースを運びたかったのですが、道中はしっかりタメも利いて、直線はいい脚を使ってくれました。ただ、前の2頭は強かったですね。でも2着が欲しかったです」
4着 メイショウヤマホコ(太宰騎手)
「スタートも良かったので、思っていたポジションからレースを運べました。キャリア2戦目で重賞でこの内容、いい脚を使ってくれましたから、本当に楽しみですね」
9着 レッドジャイヴ(浜中騎手)
「コーナーで馬が苦しいからか、外にモタれて力を出し切れなかった感じです」
10着 ケイアイヴァーゲ(武豊騎手)
「4コーナーでついて行けなくなりました」
提供:ラジオNIKKEI