迫力の最終追い切り、弥生賞へ向け好仕上げのキズナ(撮影:井内利彰)
栗Bコースで普通キャンターを乗った後、坂路馬場へ移動したキズナ(栗東・佐々木晶三厩舎)。2回目のハロー明けの時間帯だったが、開場から時間が経っていたため、馬場は荒れている状態での追い切り。
スランジバールが先行し、それを2馬身ほど追いかける形になったが、ラスト2F標識手前ではほぼ並びかけるような手応え。この時の迫力がなんとも言えない凄みがあり、とても3歳馬とは思えない雰囲気を出していた。最後はスランジバールが余力なしの状態でヨレてしまうシーンがあったが、キズナはほぼ真っ直ぐに駆け上がってきた。時計は4F55.0〜3F40.6〜2F26.2〜1F13.2秒と上々。追い切り後の息の入りも良かったようなので、休み明けとしては、文句ない状態で出走することができそう。(取材・写真:井内利彰)