30日、東京競馬場で行われた3R・2歳未勝利(芝1400m)は、四位洋文騎手騎乗の12番人気ラドランワース(牝2、美浦・鈴木伸尋厩舎)が、スタートで出遅れ最後方からの競馬なるも、直線大外に出すと先に抜け出した6番人気ダンシングママをアタマ差捕らえ優勝した。勝ちタイムは1分24秒2(良)。さらにクビ差の3着に逃げた1番人気タカオスイートが入った。
勝ったラドランワースは、父が新種牡馬ローゼンカバリー、母フラッシュグレイス(その父パドスール)という血統で、半姉に駿風S(OP)などJRA現7勝のイシノグレイス(牝7、美浦・加賀武見厩舎、父ロイヤルアカデミーII)がいる。16日のデビュー戦(東京・芝1400m)では12着に敗れており、2戦目での勝ち上がりとなった。通算成績2戦1勝。ローゼンカバリー(父サンデーサイレンス)産駒はJRA初勝利となった。