開幕週の馬場をものともせず3番人気の
メイショウブシン(栗東・沖)が鮮やかに突き抜けた。道中は後方でじっくり構えて、勝負どころから手応え良く進出を開始。鞍上・高倉の仕掛けに鋭く反応して伸びると、直線半ばで早々と抜け出し勝負を決めた。勝ちタイムは2分0秒1。2馬身差の2着は3角手前からまくるように追い上げた9番人気の
ラシーマ。さらに頭差の3着には2番人気の
ポセイドンバローズが入った。なお、好位を運んだ1番人気の
ウイングリートはひと伸びを欠き、4着に敗れた。
「この馬のペースでゆっくり運びました。最後はソラを使って、まだ余裕があった。腰がしっかりしてくれば、もっとやれそう」と高倉は会心の勝利を笑顔で振り返った。
提供:デイリースポーツ