阪神11Rの第18回アンタレスステークス(GIII、4歳上、ダート1800m)は1番人気
ホッコータルマエ(岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分49秒7(良)。3/4馬身差2着に2番人気
ニホンピロアワーズ、さらに2馬身1/2差で3着に3番人気
ハートビートソングが入った。
ホッコータルマエは栗東・西浦勝一厩舎の4歳牡馬で、父キングカメハメハ、母マダムチェロキー(母の父Cherokee Run)。通算成績は16戦7勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着
ホッコータルマエ(岩田騎手)
「この馬と同じレースで戦って強いことは分かっていましたし、代役を果たせたと思います。
ニホンピロアワーズを行かせてその後ろで、と考えていましたが、その通り横綱相撲のレースが出来ました。抜け出してから遊んでいたくらいですし、この先もっと良さが出ると思います。僕の馬(
ローマンレジェンド)にとっても、凄い奴が出てきたな、と思います」
(西浦勝一調教師)
「また賞金を加算出来ましたし、これで使うレースを選んでいけますね。馬にひ弱さがなくなって本物になってきているようです。この後、上半期は帝王賞を目標に考えています」
2着
ニホンピロアワーズ(酒井騎手)
「休み明けでもしっかり競馬をしてくれましたし、59キロを背負いながらも強いところを見せてくれたと思います。負けはしましたが、次に繋がる競馬は出来ました。JCダートの時より力をつけていると感じましたし、次はしっかり結果を出せるところまで行けると思います」
3着
ハートビートソング(藤岡佑騎手)
「出来も良く、好位からのレースが出来ましたが、出来れば強い馬2頭の前でレースをしたかったですね。右回りはスムースで、直線もよく伸びて力を出しています。あとワンパンチあれば、ダート戦をもっと盛り上げていけそうです」
4着
ソリタリーキング(浜中騎手)
「ゲートで潜ろうとして出負けしましたが、4コーナーで追い出したらいい脚を見せてくれました。この馬らしいレースを見せてくれました」
5着
ナイスミーチュー(小牧騎手)
「一流馬と差のないレースが出来ました。この後はもっと力をつけてくると思います」
7着
バーディバーディ(北村宏騎手)
「出来れば前を取りたかったのですが、好位からのレースになりました。ペースを考えて、4コーナー早めに行きましたが、上位の馬と手応えが違いすぎました」
10着
ナリタシルクロード(川須騎手)
「強い馬を相手に息が入らないレースの中、本当に頑張ってくれました」
11着
オーブルチェフ(横山典騎手)
「長期ブランク明けの中、よく頑張っています。この後、何もなく順調に行って欲しいですね」
提供:ラジオNIKKEI