1番人気に支持されたフサイチリシャール半妹、マラムデール(左)が内から抜け出しデビュー勝ち
8日、阪神競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1200m・12頭)が行われ、スタートで1馬身ほど遅れて道中は中団のインコースで待機していた福永祐一騎手騎乗の1番人気マラムデール(牝2、栗東・松田国英厩舎)が、3〜4コーナーをスムーズに運びながら先団へ取り付くと、直線に向いて先に抜け出しを図った2番人気イスルギ(牝2、栗東・牧浦充徳厩舎)を残り100mで捕らえて差し切り、最後はクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分11秒1(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に、ゴール前で外から脚を伸ばした7番人気タイセイジャスミン(牝2、栗東・大橋勇樹厩舎)が入った。なお、3番人気クラウンマリリン(牝2、栗東・中竹和也厩舎)は8着に敗れた。
勝ったマラムデールは、父フレンチデピュティ、母フサイチエアデール、その父サンデーサイレンスという血統で、半兄フサイチリシャールは2005年朝日杯FSなど重賞3勝を挙げている。
【勝ち馬プロフィール】
◆マラムデール(牝2)
騎手:福永祐一
厩舎:栗東・松田国英
父:フレンチデピュティ
母:フサイチエアデール
母父:サンデーサイレンス
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム