23日、水沢競馬場で第41回一條記念みちのく大賞典(3歳上・ダ2000m・1着賞金500万円)が行われ、先手を取った岡部誠騎手騎乗の6番人気コスモフィナンシェ(牡4、岩手・板垣吉則厩舎)が、結局ゴールまでそのリードを守りとおして、2着の7番人気トーホクキング(牡6、岩手・桜田浩三厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分11秒1(良)。

　さらにクビ差の3着に10番人気トーホクアロー(牡4、岩手・桜田浩三厩舎)が入った。なお、1番人気ダノンボルケーノ(牡6、岩手・菅原勲厩舎)は4着、3番人気ザドライブ(牡7、岩手・村上昌幸厩舎)は5着、2番人気ロッソコルサ(牡4、岩手・千葉幸喜厩舎)は7着と、人気馬総崩れの結果となった。

　勝ったコスモフィナンシェは、父ゴールドアリュール、母ゴールドラッシュギャル、その父Gulchという血統。盛岡・水沢ではここまで連対率100％という堅実な馬で、重賞勝利はこれが初めてとなった。

【勝ち馬プロフィール】
◆コスモフィナンシェ(牡4)
騎手：岡部誠
厩舎：岩手・板垣吉則
父：ゴールドアリュール
母：ゴールドラッシュギャル
母父：Gulch
馬主：玉田博志
生産者：岡部牧場
通算成績：16戦10勝(JRA2戦0勝、重賞1勝)