5日、金沢競馬場で行われたサラブレッドヤングチャンピオン(2歳・ダート1700m、1着賞金240万円)は、米倉知騎手騎乗の最低人気(9頭立て9番人気)メジャービクトリー(牝2、金沢・中川一男厩舎)が、中団追走から4角手前で徐々に進出し、早めに先頭に立つと、好位から抜け出した圧倒的1番人気(単勝120円)マルチロードスターに1馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分55秒6(不良)。さらにアタマ差の3着には7番人気アトミックエージが入った。
勝ったメジャービクトリーは、父がヘクタープロテクター、母がJRA・3勝のシルキーマニッシュ(その父リズム)という血統で、半兄にJRA現1勝のシルクマイスター(牡3、栗東・作田誠二厩舎、父マヤノトップガン)がいる。デビューから3戦目で初勝利。前走はJRAのあけび賞(2歳500万下・芝1200m)に出走するも12着に敗れていた。通算成績8戦3勝(うちJRA1戦0勝)。鞍上の米倉知騎手、管理する中川一男調教師共に同レースは初制覇となった。