“アメリカのハルウララ”ついに引退

2004年12月07日 15:28

 7日、デビュー以来100連敗中だったジッピーチッピー Zippy Chippy(セン13、米・F.モンセラーテ厩舎)が引退することがわかった。今後は誘導馬として新しい生活をスタートさせることになる予定。

 ジッピーチッピーは、父Compliance(その父Northern Dancer)、母Listen Lady(その父Buckfinder)という血統。99年5月にデビュー以来86連敗を喫し、米国競馬の連敗記録を更新。その後も勝ち星には恵まれず、昨年9月には、勝ち馬に1.1/2馬身差まで迫る惜しい2着があった。今年初出走となる9月4日のメイドンでは勝ち馬から約31馬身差の7着に敗れ、9月10日のメイドンも勝ち馬から約11馬身差の7着に敗れデビュー以来100連敗を記録していた。通算成績は100戦0勝2着8回3着12回。

 なお、ジッピーチッピーは過去にエキシビジョンマッチとして、3Aの野球選手やスタンダードブレッドという品種の馬と競走し、非公式ながら勝利を挙げた事がある。また、日本では、ハルウララ(牝8、高知・宗石大厩舎)が、8月3日のハルウララ・チャレンジC(ダート1300m)で弟・オノゾミドオリ(セン5、兵庫・荒山義則厩舎)の5着に敗れ、デビュー以来113連敗となっている。

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