11日、佐賀競馬場で第1回仙水峡賞(3歳・ダ1750m・1着賞金30万円)が行われ、好ダッシュを決めてすぐさま先頭に立った真島正徳騎手騎乗の6番人気タカノアラエビス(牡3、佐賀・三小田幸人厩舎)が、ゴールまでその脚衰えることなく悠々逃げ切り、好位を追走して粘った1番人気ウインラヴタイム(牝3、佐賀・大島静夫厩舎)に6馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分56秒6(良)。
さらに2馬身差の3着に、2番人気ミヤノダイアナ(牝3、佐賀・東真市厩舎)が入った。なお、3番人気ハナズルオーテ(牡3、佐賀・幣旗吉昭厩舎)は5着に敗れている。
勝ったタカノアラエビスは、父スウェプトオーヴァーボード、母ハシリノキョショウ、その父バブルガムフェローという血統。昨夏に佐賀でデビュー2連勝し、3戦目で2着。その後は惨敗続きで人気を下げていたが、ここはスタートから軽快に逃げて独走へ持ち込み、嬉しい重賞初制覇。通算3勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆タカノアラエビス(牡3)
騎手:真島正徳
厩舎:佐賀・三小田幸人
父:スウェプトオーヴァーボード
母:ハシリノキョショウ
母父:バブルガムフェロー
馬主:毛利高明
生産者:若林武雄
通算成績:9戦3勝(JRA1戦0勝、重賞1勝)