テイエムキュウコーがゴール前でテイエムチュラッコを捉え2連勝を決めた
24日、小倉競馬場で九州産馬限定レース、ひまわり賞(2歳・九州産・OP・芝1200m)が行われ、道中は後続を引き離す形で先行争いをしていた幸英明騎手騎乗の1番人気テイエムキュウコー(牡2、栗東・五十嵐忠男厩舎)が、4コーナーまで差のない先頭にたっていた2番人気テイエムチュラッコ(牝2、栗東・柴田光陽厩舎)をゴール前で捕らえて差し切り、最後は1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒8(稍重)。
さらに3馬身差の3着に、ゴール前で内から脚を伸ばした4番人気キリシマホーマ(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)が入った。3番人気カシノタロン(牝2、栗東・梅内忍厩舎)は、4着に敗れている。
勝ったテイエムキュウコーは、鹿児島県垂水市生まれ。父テイエムオペラオー、母テイエムクリスタル、その父サクラバクシンオーという血統。デビュー2走目の九州産限定未勝利戦を4馬身差で圧勝し、ここも断然の人気に推されていたが期待に応えて2連勝。「テイエム」の冠が7頭、「カシノ」の冠も5頭など、当地ゆかりの勝負服が勢ぞろいした一戦は、「テイエム軍団」のワンツーフィニッシュとなった。
【勝ち馬プロフィール】
◆テイエムキュウコー(牡2)
騎手:幸英明
厩舎:栗東・五十嵐忠男
父:テイエムオペラオー
母:テイエムクリスタル
母父:サクラバクシンオー
馬主:竹園正繼
生産者:テイエム牧場
通算成績:3戦2勝