エバーブロッサムなどローズS1週前情報/美浦トレセンニュース

2013年09月05日 18:08

至って順調に調整できたというエバーブロッサム(撮影:佐々木祥恵)

10月13日(日)に京都競馬場で行われる秋華賞(GI・3歳OP牝馬・芝2000m)のトライアルレースが今週、来週と東西で行われる。
9月15日(日)に阪神競馬場で行われるローズS(GII・3歳OP牝馬・芝1800m)の1週前情報と、今週土曜日に中山競馬場で行われる紫苑S(3歳OP牝馬・芝2000m)に出走予定の各馬についての陣営のコメントをお届けする。


来週のローズSを目指すエバーブロッサムについて、堀宣行厩舎の橋本調教助手。
「春と比べてさほど大きく変わったところはありませんが、落ち着きも出てきましたし、良い夏休みを過ごせたと思います。
今日(9/5)の1週前追い切りも、反応はまずまずでした。もう少しピリッとしても良いかなとも思いましたが、ここまで順調に来ています。今週の馬体重は470キロの後半でしたし、よほどのことがない限り、ガタッと減ることはないと考えています。
輸送に関しては未知数ですが、その他に関しては至って順調に調整できています」


今週の紫苑Sに出走予定の各馬についてのコメント。

クラウンロゼ(牝3・天間昭一厩舎)について、天間昭一厩舎の谷中調教助手。
「前走のオークス(GI・芝2400m・18着)はツメにアクシデントがあり、思うように調整ができなかったのが敗因だと思います。残念な着順でしたが、内容的には長い距離でもある程度やれる目途が立ちました。
レース後は九州に放牧に出ていて、そこから美浦に戻って来る時に脚を痛めたのか、歩様に乱れが出ましたが、思ったよりも回復が早かったので十分乗り込むことができました。
先週、今週と追い切りの時計も良く、仕上がり自体は問題ありません。あとは2000mで、どんなレースをしてくれるかですね」

アドマイヤイチバン(牝3・戸田博文厩舎)について、戸田博文調教師。
「前走(糸魚川特別・3歳以上500万下・芝2000m・1着)は斤量が軽かったのもありますが、古馬相手に勝ち切ってくれましたし、内容は良かったですよ。
中1週でのレースになりますが、状態は変わらずキープできています。中山の2000mでも、大丈夫だと思います」

セキショウ(牝3・杉浦宏昭厩舎)について、杉浦宏昭調教師。
「春先からさほど馬が変わってはいませんが、この馬なりに良い状態だと思いますよ。併せた2歳(ケイクエスト)が走る馬なので、今週(9/4)の追い切りはそんなに見栄えはしませんでしたが、動きは良かったです。馬の後ろで走っていると窮屈な感じがするので、今回は前に行かせてみようと思っています」

リボントリコロール(牝3・菊沢隆徳厩舎)について、菊沢隆徳調教師。
「少しでも放牧に出た方が体がフックラするので、前走(出雲崎特別・3歳以上500万下・芝2200m)勝った後は、短期で放牧に出しました。状態も良いですよ。開幕週の高速決着になった場合はわかりませんが、雨でも降って時計のかかる馬場になってくれれば、メンバー的にもおもしろいのではないかと思います」

また同レースに出走を予定していたテンシンランマン(牝3・伊藤伸一厩舎)は出走を見送り、放牧に出る予定。(取材・写真:佐々木祥恵)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。