セキショウが好相性の中山で逃げ切り秋華賞切符/紫苑S

2013年09月07日 18:55

先手を取ったセキショウが後続を抑え、2着リボントリコロールとともに秋華賞優先出走権を手に入れた(撮影:下野雄規)

 7日、中山競馬場で「トウカイテイオー追悼競走」秋華賞トライアル・紫苑S(3歳・牝・OP・芝2000m)が行われ、スタート後に押して先手を奪った吉田豊騎手騎乗の6番人気セキショウ(牝3、美浦・杉浦宏昭厩舎)が、道中後続を3馬身ほど離してマイペースに持ち込んでそのまま逃げ切り、中団待機策からゴール前で脚を伸ばした2番人気リボントリコロール(牝3、美浦・菊沢隆徳厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝。上位2頭は、10月13日に行われる秋華賞への優先出走権を獲得した。勝ちタイムは1分59秒3(良)。

 さらに1/2馬身差の3着に、ゴール前でしぶとく伸びた7番人気モモトンボ(牝3、美浦・栗田徹厩舎)が入った。なお、3番人気アドマイヤイチバン(牝3、美浦・戸田博文厩舎)は7着、1番人気マコトブリジャール(牝3、栗東・鮫島一歩厩舎)は8着に敗れている。

 勝ったセキショウは、父シンボリクリスエス、母ホーネットピアス、その父サンデーサイレンスという血統。春は桜花賞・オークスへの出走ならなかったが、同じ中山2000mのミモザ賞Vなど、ここまで5戦して1勝、2着2回、3着1回と好相性を誇るコースで積極果敢な逃げ切りを決めて秋華賞切符を手にした。

【勝ち馬プロフィール】
セキショウ(牝3)
騎手:吉田豊
厩舎:美浦・杉浦宏昭
父:シンボリクリスエス
母:ホーネットピアス
母父:サンデーサイレンス
馬主:山岸桂市
生産者:坂東牧場
通算成績:12戦3勝

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