4日、昨年の12月28日に日高軽種馬農業協同組合(HBA)が、キックンクリス Kicken Kris(牡5)を購入したことが判明した。繋養先などは明らかになっていないが、近日中に来日し、種付料は120万円を予定している。
同馬は、父がシンボリクリスエスなどを輩出したKris S.、母Kicken Grass(その父ジェイドハンター)という血統の米国産馬。近親には、もちのき賞(2歳500万)を逃げ切ったキャントンガール(牝3、栗東・岡田稲男厩舎、父Storm Boot)がいる。04年アーリントンミリオン(米G1)、03年セクレタリアトS(米G1)を勝つなど芝の中距離レースで活躍し、昨年10月2日に行われたターフクラシック招待H(米G1)6着を最後に引退していた。19戦6勝(うち重賞4勝)。