マーブルカテドラルが差し切り、連勝で重賞初制覇、通算3勝目を挙げた(撮影:下野雄規)
2日、東京競馬場でアルテミスS(2歳・重賞・芝1600m)が行われ、道中は中団に付けた田辺裕信騎手騎乗の2番人気マーブルカテドラル(牝2、美浦・上原博之厩舎)が、直線に向いて外に移動し進路を確保すると、そこからは鋭く脚を伸ばして、好位のインから直線でも渋太く粘る6番人気パシフィックギャル(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)をゴール前で捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒2(良)。
さらに1/2馬身差の3着に5番人気ニシノミチシルベ(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)が入った。なお、1番人気クリスマス(牝2、美浦・斎藤誠厩舎)は、好位の外でレースを進め、直線でも前を交わすかに見えたが、残り200mを切ったところで失速し、最終的には7着に終わった。また、スタートで出遅れてしまった3番人気ツクバアスナロ(牝2、美浦・菊沢隆徳厩舎)は、15着に終わった。
勝ったマーブルカテドラルは、父ダイワメジャー、母ヘルスウォール、その父エリシオという血統。6月東京の新馬戦を制し、続く新潟2歳Sでは5番人気5着に終わったものの、中山の芙蓉Sで巻き返して2勝目をマーク。中団からのレースとなったここでもキッチリと前を捕らえて、連勝で重賞初勝利を決めた。
【勝ち馬プロフィール】
◆マーブルカテドラル(牝2)
騎手:田辺裕信
厩舎:美浦・上原博之
父:ダイワメジャー
母:ヘルスウォール
母父:エリシオ
馬主:社台レースホース
生産者:社台ファーム
通算成績:4戦3勝(重賞1勝)