後続の追撃をしのぎ切って、好位を追走した6番人気のタマモネイヴィー(牡、父ネオユニヴァース、栗東・中竹)が1分40秒6のタイムで初陣を飾った。道中は逃げた11番人気メテオーロ(9着)を見ながら追走。直線半ばでとらえて先頭に躍り出ると、中団追走から詰め寄った3番人気ショウナンマルシェを首差で退けた。さらに1馬身1/4差の3着は16番人気のノースファイヤーで、1番人気のダノンブレイブ見せ場なく8着に敗れた。
幼さを感じさせながらの勝利。「勝つには勝ったけど、まだ子どもで頼りない」と田辺は苦笑い。異父兄はダートで活躍し、障害戦でも11年京都ハイジャンプ・JGIIを制しているタマモグレアー。「ダート向きですね。あとは気持ちの面で前向きになってくれたら」と課題を挙げた。
提供:デイリースポーツ