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ロードカナロアが坂路一番時計、今週の主要調教馬場分析/栗東トレセンニュース

2013年11月21日 19:47

坂路で動きが目立ったアルキメデス、次走は朝日CCを予定(撮影:井内利彰)

 今週に入って、雨は降っていない栗東。日中は時折、晴れ間が見える時間帯も多く、今週の追い切り時には、馬場が乾いて、走りやすい状態になっているとイメージしていたが、それは全く違っていた。

 ある程度、速い時計を出すことはできても、ラスト1F、ゴール前で止まり気味になる馬が続出した坂路馬場。Cコースも決して、走りやすい状態ではなく、ウッドチップはかなり走りにくい状態になっていると考えた方がよい。

【坂路/4F51.9秒】
 20日。一番時計はロードカナロア(栗東・安田隆行厩舎)の4F50.6秒。2F23.7秒という数字も図抜けて速く、この馬は馬場差を検討する際、規格外として扱うべきだろう。ちなみに、二番時計が4F50.9秒でアドマイヤセプター(栗東・橋田満厩舎)。こちらも時計が出るタイプの馬ではあるが、ラスト1Fは13.0秒。やはり道中飛ばすと、終いは止まる、そんな馬場だと判断したい。

 21日も馬場状態は変わりなかったが、動きの良さが目立ったのは、アルキメデス(栗東・藤原英昭厩舎)。アルティメイタムを追走する併せ馬だったが、テンからゆったりしたペースで追走し、カーブを曲がったあたりで前を射程圏に入れる。追うことなく、前を交わすと、あとは楽に先着。今は馬体が充実しており、走りにも力が漲っている。予定されている朝日CC(12月7日・阪神芝1800m)でも注目すべき素質馬だろう。

 なお、先週14日の馬場差が「+0.5秒」。一部の馬には、先週以上に馬場が重い、時計の掛かる状況にも思えるが、全体的な時計の出方を見ると、ほぼ同じ馬場差が妥当。ということで、先週と同じ『+0.5秒』で観測している。

【CW/5F66.5秒】
 本日付けのニュースで、ニホンピロアワーズの追い切り速報を掲載したが、非常に馬場状態が悪いCコース。無理に時計を出そうとすれば、脚元にも負担がありそうなだけに、各陣営とも、終い重点の追い切りに終始する追い切りが目立った。

 全体時計がそれなりに速く、ラスト1Fがしっかりした伸びだったのが、JCに出走予定のヴィルシーナ(栗東・友道康夫厩舎)。アドマイヤネアルコを追走する内容だったが、直線、内から並びかけようと、ジョッキーが腰からステッキを抜いた瞬間、グンと加速し、前に楽に並んだ。そこからステッキが入ると、相手を突き放して先着。6F81.5〜1F11.9秒と、中1週にしては、かなりハードな追い切りを消化。前走時の馬体が太かっただけに、このくらいの追い切りはオーバーワークではない。

 先週の馬場差は「-0.5秒」。時計の出方としては、先週とさほど変化がないため、20日、21日とも、先週と同じ『-0.5秒』で観測した。

【DP/5F64.5秒・D芝/5F63.0秒】
 今週の芝馬場は20日に新馬の併せ馬が一組。馬場差は変わらず『±0.0秒』。

 ポリトラック馬場では、いつもと変わりない追い切り頭数が集まっており、20日が50頭弱。馬場状態は変わりないが、5F62秒以下も頭数多く、ラスト1F11秒前半も珍しくない馬場。よって、馬場差は引き続き『-1.0秒』で観測している。

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。(取材・写真:井内利彰)

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