23日、京都競馬場で京都2歳S(2歳・OP・芝2000m)が行われ、道中は後方で進めた武豊騎手騎乗の1番人気トーセンスターダム(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)が、直線に入って外から脚を伸ばし、逃げ粘る5番人気アグネスドリーム(牡2、栗東・森秀行厩舎)をゴール寸前で捕らえて、これにアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分0秒8(良)。
さらに1.1/2馬身差の3着に4番人気サトノロブロイ(牡2、栗東・南井克巳厩舎)が入った。なお、2番人気ピークトラム(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)はサトノロブロイから1/2馬身差の4着、3番人気マイネルメリエンダ(牡2、美浦・和田正一郎厩舎)は7着に終わった。
勝ったトーセンスターダムは、父ディープインパクト、母アドマイヤキラメキ、その父エンドスウィープという血統。叔父に2011年の天皇賞(秋)をレコード勝ちしたトーセンジョーダンがおり、2012年の1歳セレクトセールで2億6250万円(税込)の最高価格で取引された。好位に付けた新馬戦とは一転して後方からの競馬となったが、これをキッチリと差し切り、デビュー2連勝を決めた。
【勝ち馬プロフィール】
◆トーセンスターダム(牡2)
騎手:武豊
厩舎:栗東・池江泰寿
父:ディープインパクト
母:アドマイヤキラメキ
母父:エンドスウィープ
馬主:島川隆哉
生産者:ノーザンファーム
通算成績:2戦2勝