評判通りの力強い走りで期待に応えた。調教の良さから単勝1.6倍の1番人気に支持されたトウケイタイガー(牡、父タイムパラドックス、栗東・清水久)が、好位追走から危なげなく抜け出して快勝。2番手から先に抜け出した2番人気のサンレイクウッド(2着)を外から難なくとらえて1馬身1/4差をつけてゴールした。勝ちタイムは1分14秒3。さらに1馬身1/4差の3着は対照的な競馬をした2頭が同着。逃げた10番人気の伏兵ミキノグランプリと、猛然と追い込んだ3番人気のビートゴーズオンが馬券圏内を確保した。

　福永は「調教でしまいが甘くなると聞いていたのであえて控えた。センスがいいね」と勝ちっぷりを評価。今後について、清水久師は「少しずつ距離を延ばしながら、芝のレースも考えたい」と語った。

提供：デイリースポーツ