東京1Rの2歳未勝利(ダート1600m)は、3番人気トップアドバンス(石橋脩騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分40秒4。1馬身半差の2着に2番人気レッドウォーリアが、1馬身半差の3着に1番人気ドラゴンスパンがそれぞれ入線。
トップアドバンスは美浦・勢司和浩厩舎の2歳牡馬で、父アルデバラン2、母バクシンスクリーン(母の父サクラバクシンオー)。通算成績は4戦1勝となった。
レース後のコメント
1着 トップアドバンス 石橋脩騎手
「調教に乗っていましたし、調子がいいのはわかっていました。これまで芝でも走っていた馬ですし、最初の芝部分でいいところにつけられました。最後も焦ることなく、余裕がありました」
2着 レッドウォーリア 北村宏司騎手
「レース前にはやや気負いを見せていましたが、スムーズにスタートを切れました。レースでは冷静に走っていましたし、悪い内容ではなかったと思います。ワンターンの東京コースもよかったようです」
4着 クインズストーム 松岡正海騎手
「いいペースで行かせてもらえたのですが......。コーナーが4つのコースのほうがよさそうです」
5着 キタサンダイチ 丸田恭介騎手
「まだ成長途上ですが、北海道で乗せてもらったときよりも馬がよくなっています。流れに乗って競馬ができるようになりました。まだよくなる余地があります」
東京2Rの2歳未勝利(ダート1400m)は、1番人気ジーニアイ(R.ムーア騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分27秒7。3/4馬身差の2着に8番人気ファビンが、アタマ差の3着に4番人気スイートマルセルがそれぞれ入線。
ジーニアイは美浦・武藤善則厩舎の2歳牡馬で、父ワイルドラッシュ、母シージョー(母の父フジキセキ)。通算成績は3戦1勝となった。
レース後のコメント
1着 ジーニアイ R.ムーア騎手
「スタート直後に寄られて、位置取りが悪くなってしまい、外々を回らざるを得ない状況になりました。苦しいレースでしたが、馬がよくがんばってくれました。何とか差し切れてよかったです」
2着 ファビン 田中勝春騎手
「トビが大きくて小脚が使えないので、前半ちょっと忙しかったですね。もう少し楽に行ければよかったのですが。でも、今日は直線でもジリジリと伸びていました」
3着 スイートマルセル 田中博康騎手
「気持ちが抜けることがあって、テンからギュッと行けないところがあります。最後もフワッとするところがありました。走る能力はあるので、集中力が持続するようになるといいですね」
東京3Rの2歳未勝利(芝1800m)は、8番人気ネオヴァロン(北村宏司騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分48秒7。1馬身1/4差の2着に3番人気レッドラウディーが、クビ差の3着に1番人気スパーブデイがそれぞれ入線。
ネオヴァロンは美浦・鹿戸雄一厩舎の2歳牡馬で、父ジャングルポケット、母エイグレット(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は2戦1勝となった。
レース後のコメント
1着 ネオヴァロン 北村宏司騎手
「スタートはそれほどよくありませんでしたが、内をうまくさばいて、直線でもいい手応えで伸びてくれました。早めに先頭に立つ形でしたが、最後までよくがんばってくれました」
2着 レッドラウディー 内田博幸騎手
「まだ馬が子どもっぽいですが、しっかりと脚は使っていますし、これから馬が成長してくれれば楽しみです」
3着 スパーブデイ 武豊騎手
「よく走っているのですが、外枠が痛かったです。枠の差が出てしまいました」
5着 エリーフェアリー 後藤浩輝騎手
「うまく流れに乗れましたが、3〜4コーナーで少し引っ張った分、直線でもう一度仕掛けなくてはいけなくなったのが痛かったです」
提供:ラジオNIKKEI