ブルーロータスなど新馬戦厩舎情報/美浦トレセンニュース

2013年12月06日 15:49

洗い場のブルーロータスと国枝栄調教師(撮影:佐々木祥恵)

2007年のNHKマイルC優勝のピンクカメオを母に持つブルーロータス(牝2・父ディープインパクト・国枝栄厩舎)と、中央、地方交流とダート戦線で活躍したプリエミネンスの娘・ホールドミータイト(牝2・父コマンズ・伊藤圭三厩舎)が、今週末の新馬戦でデビューする。

[12月8日(日)中山6R 芝1600m(牝馬限定)]

洗い場にいるブルーロータスを前に「走れる態勢にはなりましたよ。あとは実戦に行ってどうかといったところです。普段は大人しくて可愛いんですよ」と、国枝調教師は笑顔を見せる。

佐藤調教助手は「ゲート試験を受けてから、1度放牧に出して再入厩です。暑い時期に戻したこともあって、体調が今ひとつの時期もありましたが、本数をこなしていくうちに徐々に良くなってきています。気性は素直で、賢い馬です。ピンクカメオと体型も走り方も良く似ています。お母さんの方が切れやすくビリビリしていましたけどね。ただ調教本数を重ね、飼い葉の量も増えるにつれて、競馬モードになってきたのか、少しずつビリビリしたところを見せるようになってきました。お母さんと同じで、距離はあまり持たないかもしれません。ずっと坂路で調教してきましたが、今週(12/4)はウッドチップコースで追い切りました。まだ成長途上ではありますが、終いの動きは良かったですよ。ゲートの出も遅い方ではありません」と、同馬の現状を話した。

[12月7日(土)中山5R ダ1800m]

ホールドミータイトの母・プリエミネンスは、エルムS(GIII)や浦和記念(GII)など中央、地方合わせて重賞を8勝したダートの名牝だ。母も管理していた伊藤(圭)調教師は「東京開催でデビューさせる予定でしたが、ソエが出たためにここまで待ちました。先週ダートで併せ馬で追っても痛みが出ませんでしたので、ソエは大丈夫そうですね。姉に1000万クラスまでいったハヤブサエミネンスがいますけど、姉よりは体質も強いですし、力強さもあります。480キロ台と馬格もありますよ。母に似て気が強いですね。他の馬を蹴っ飛ばしに行きますから。仕草も似ています。実戦と調教は違うので、やってみないとわかりませんが、とにかく元気一杯ですね」と、母似の娘に期待を寄せる。(取材・写真:佐々木祥恵)

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