牡馬2頭の追撃を振り切った。シニスターミニスター産駒の4番人気サンマディソン(美浦・萱野)が前走の未勝利戦からの連勝で2勝目を挙げた。道中は好位集団の外めを追走。4角から勢い良く進出し、残り100m手前で先頭へ。粘りこみを図るところに1番人気クーゲル、2番人気サノイチが猛然と追い込んだが、何とかこらえてゴールした。勝ちタイムは1分11秒6。クーゲルは鼻差及ばず2着。サノイチはさらに頭差の3着だった。

　松岡は「道中で外を回してしまったように、うまく乗れなかった。きょうは馬の能力に助けられた」と振り返る。それでも着実な進化を感じ取ったようで「一生懸命に走り過ぎるところがあったが、競馬を教えていって、最後に脚を使えるようになっている」と成長を口にした。

提供：デイリースポーツ