京都金杯オースミナイン、松永昌博調教師インタビュー/栗東トレセンニュース

2014年01月04日 12:00

毛艶の良さはひと際目立っていたオースミナイン(撮影:井内利彰)

 2014年、1週目は5頭が出走する松永昌博厩舎。京都金杯(1月5日・京都芝1600m)で初重賞挑戦となるオースミナインを筆頭に、勝ち負けを意識できるラインナップ。そのあたりの手応えを松永昌博調教師に伺ってみた。

 まずは、京都金杯のオースミナイン。10戦して、掲示板を外したことはなく、非常に安定した成績。これまで使われてきた距離も1400mか1600mというこだわりがある。

 「折り合いに難しいところがありますからね。使う距離を一定にすることで、安定した結果が出ていますね。これからもマイルの距離を使い続けていくと思います。ただ、今回は初めての重賞。やってみないと分からない部分はありますが、持ち時計(阪神芝1600mで1分33秒1)はありますし、状態の良さにも期待しています」

 今朝4日は厩舎周りの引き運動というメニュー。撮影は運動前の馬房で行わせてもらったが、薄暗い中でも毛艶の良さはひと際目立っていた。

 有馬記念2着、ウインバリアシオンの半弟、ダンスールクレールは1月6日京都5R(芝1600m)を予定。

 「年末に蹄の不安で一頓挫ありましたが、今は問題ない状態。年明けの追い切りの動きも良かったので、もちろん期待は大きいですよ」

 担当するのは、ウインバリアシオンと同じ竹邑行生厩務員。「冬場ということもあって、少し太いかも。10キロくらいは数字が増えていると思いますが、3歳のこの時期は成長もありますから」とのこと。なお、蹄の部分はエクイロックスで処置して、今のところは問題ない。

 ノボリフジ(1月6日・京都3R)は「ダートで一変」、マルカファイン(1月5日・京都7R)は「前走は距離が長かった。1400mなら」、プランスペスカ(1月6日・京都9R)は「前走は競馬にならなかった。武豊騎手とは相性が良いので」ということで、出走馬すべてに色気がありそうな印象だった。(取材・写真:井内利彰)

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