2番人気の外国産馬セセリ(栗東・森)が、名手・武豊のエスコートで2勝目を挙げた。好スタートからすんなりハナを奪うと、終始マイペースの逃げ。前が止まらない絶好馬場を味方につけ、一目散にゴールへと飛び込んだ。勝ちタイムは1分46秒5。首差の2着は好位から詰め寄った5番人気のブルーフラッシュ。さらに首差の3着には1番人気のパドルウィール。中団から懸命に脚を伸ばしたものの、上位2頭にはわずかに及ばなかった。
武豊は「ペースを落とさずに行った方がいいと思った。いい感じに走っていたしね。つかまる感じはしなかったよ」とうなずく。森師は「ダートも向くはず。芝も白百合S(31日・京都、芝1800m)とかがあるから」と柔軟に出走レースを検討していく構えをみせた。
提供:デイリースポーツ