好位を追走した4番人気の
ボクノナオミ(牝、父ゴールドアリュール、栗東・吉村)が力強く坂を駆け上がって、1分13秒8のタイムで快勝発進を決めた。3番手の外めを確保すると、直線を向いて早々に前の2頭をパス。最後までしっかりとした脚取りで後続の追撃を許さなかった。3馬身半差の2着は外から押し上げて、残り100mで3着馬との攻防にケリをつけた7番人気
エンプレスダンス。2番人気
リンガディンドンは出遅れて道中で脚を使う形に。最後は失速し、さらに3/4馬身差の3着だった。なお、1番人気の
セイウンデライラは後方追走から7着と精彩を欠いた。
浜中は「よく仕上がっていた。気性的にも初戦から走れそうだったし、狙い通り。完成度が高く、フットワークもいいので芝も選択肢に入ります」と話す。また吉村師は「オーナーと相談してからだが、芝の2歳Sも考える」と重賞挑戦を示唆した。