トーホウアマポーラが差し切り、福永「随分と力をつけている」/CBC賞

2014年07月07日 12:00

CBC賞で重賞初制覇を成し遂げたトーホウアマポーラ=中京競馬場

 同期タッグでつかんだ初タイトルは、完勝と言える内容だった。サマースプリントシリーズ第2戦「第50回CBC賞・GIII」(芝1200m)は6日、中京11Rに16頭で争われ、4番人気のトーホウアマポーラ(栗東・高橋亮)が1分8秒6のタイムで重賞初制覇。前走の阪神牝馬Sでは2番人気で10着に敗れたが、得意の6F戦で反撃に成功した。半馬身差の2着は3番人気のエピセアローム、さらに1馬身1/4差の3着は10番人気のニンジャが入った。なお、先手を奪った1番人気のベルカントは粘り切れず5着に敗れた。

「思っていたよりも行く馬がいたけど、いいところで脚をためられた。直線もスムーズにさばけたし、以前は追ってから甘くなっていたけど、抜け出してからもしっかりと伸びてくれた。随分と力をつけている」と福永。昨年10月の壬生特別。自らの手綱で高橋亮厩舎の初勝利を飾ったのがアマポーラだった。

 待望の重賞タイトルを手にした高橋亮師は「うれしい。最後だけ力が入った。声も出たよ」と破顔一笑。「祐一君も乗ってくれたし、余計にうれしい」と友と手にした勝利の喜びをかみしめた。

 重賞ウイナーの仲間入りを果たし、今後は“夏の女王”、さらにGIステージへと夢が膨らむ。指揮官は「サマーシリーズの動向を見ながらになるけど、左回りの千二を勝てたのは収穫。今年は新潟でスプリンターズS(10月5日、芝1200m)が行われるからね。きょうはハンデにも恵まれたので(挑戦するなら)力をつけて」とさらなる高みを目指す。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。