センスあふれる走りで快勝したダイトウキョウ(左)=札幌競馬場
北海道シリーズ最後の新馬戦を制したのは2番人気の
ダイトウキョウ(牡、父マンハッタンカフェ、美浦・戸田)だった。2番手から直線で余裕を持って抜け出す危なげのない内容。1分32秒3のタイムで快勝した。母の半妹には08年BCジュヴェ
ナイルフィリーズ・米GIなどを制した
スターダムバウンドがいる。1馬身半差の2着は好位追走の1番人気
ダノンプラチナ。進路があいてからはしっかりと伸びたが、既に抜け出していた勝ち馬を脅かすまでには至らなかった。さらに1馬身1/4差の3着は中団追走から大外を伸びた5番人気の
モアニケアラで、95年のオークス馬
ダンスパートナーを母に持つ
キーフォーサクセスは発馬がひと息で12着に終わった。
「調教通り。走ると思った。乗りやすい馬で距離ももう少し持つ」と福永。戸田師も「いい
スピードがある。これからが楽しみだね」と満足そうに話していた。